溺愛兄に囲まれて。



兄妹なのにまるで恋人同士のようだとよく言われる。


…まあ、兄妹じゃないって誕生日に発覚してしまったわけだけども。


そんな喧嘩っぽい会話をしながら歩いているといつの間にか学校だ。


家から歩いて通えるくらいの距離で良かった、といつも思う。


そして学校の中に入るとおなじみの出来事が起きる。


それは―



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