愛するが故に・・・
和真さんの話は父と立石さんから聞いていた話しとほぼ同じで、

ちょっと安心した。

まあ、それだけ私を大切に考えてくれているって事だろうし…

だって、父からの紹介の女性と一緒になれば

この世界での地位は約束されたようなものだろうに…

何もももたない私を一番に考えてくれていたということが嬉しかった…



『ありがとう…私を優先してくれて…』



「フッ…礼なら、態度で示してくれよ…。」


ニヤリと口元をゆるめ私を見ていた…






はあ…今日の夜はどうなるんだろう…
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