溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
「新しい部署はどうだ?辰真」


「あ、優貴も居るし…毎日…充実している…」


「噂に訊いたが、営業補佐の子が発注ミスして大変だったとか…」
優貴のヤツ…親父には黙っとけと言ったのに。

口の軽いのヤツだな…


「…この間まで…新入社員だったお前が…上司になって部下のフォローに奔走する姿…俺も見たかったな」


「…息子の頭、悩ませてる姿が見たいなんて…Sだなっ」


俺はスパークリングワインの黄金の気泡の見つめながら、飲み干した。


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