**課のシンデレラ 続
「う……、」
やっぱりダメ。
精神的にどうにかなりそう。
『ピンポーン』
「……はい。」
こんな時間に誰だろう。
「日向さん、お届けものです。」
宅急便か。
ドアを開ければ一つの封筒を持った男の人が立っていた。
印鑑を押してそれを受け取り宛先を見る。
春樹、さん?
なんか急ぎの事かと思い急いで封筒を開ければ中には一枚の紙。
何か嫌な予感がするが自分の行動を止めることはできなかった。
パサッ……
虚しく落ちた紙に私はただただ立ち尽くすだけ。