SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
専務も勘の鋭い人。


私と秦多が知り合いだと瞬時に気づいてた。



「蘭莉…店主と知り合いか?」



「え、あ・・・」


 
「…俺は蘭莉の幼なじみの古泉秦多です。あんたは?」



秦多は喧嘩腰に専務に問いかける。



「俺は彼女の上司だ…へぇ~っ。蘭莉の知り合いか…世間って狭いな…」



「…上司か…ふーん」



「あ、あの…秦多」




「何?」



「別に…」


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