紅炎と雷炎 ②
晃の過去


晃「次は俺な!


俺は昔から喧嘩っ早かった。
だから、友達も『お前怖ぇよ』とか言って離れていった。

それでも俺は毎日のように喧嘩し続けた。
そこで陣に出会った。
初めて喧嘩で負けた。

俺は陣に出会うまで喧嘩で負けたことなかったからな…。
そうとうショックを受けたぞ!

で、雷炎に誘われた!
確か…『お前はいい仲間になれる気がする。 俺の仲間になれ』だったかな?

最初は上から目線でむかついたんだけど、なんか知らない間にうなずいて手をとってたんだよな…。
でも、今はあの時差し出された手をつかんで本当に正解だと思う。

こいつらに出会えたしな!」


そういい、晃は二カッと笑った。


晃「だから、俺もやっぱ舞龍には感謝してんなぁ…。 でもそれ以上に会いてぇな! あの紅炎の歴代最強の人に!」


歴代最強…か。


本当だったら、あの人だったはずなのに…
< 87 / 105 >

この作品をシェア

pagetop