止まない雨はない
俺はかおりから衝撃的な事実を知らされ、

正直どうすればよいのか迷っていた。


普通なら友人の家族などには絶対に手を出してはいけない…

そんなことは分かっている。


今までもそうならないように注意はしてきた。

それが原因で友人との信頼を裏切ることになりかねないからだ。


が、しかしだ。

ゆりはどうだろう。

浩介の妹と聞いたら今までだったら、それでさようならって感じなのだが、

どうしてもつながりを持っていたいと思うのだ。



かおりが言うように彼女にひかれているということなんだろう。

だが、この俺だぞ。

女は裏切る…そんなこと俺は目の前で見てきたではないか。

でも、心の中にいる俺が彼女を信じてやれって言っているように思うのだ。



正反対の事を思う俺の心は壊れているのだろう…

そんなことを思いながらも俺は彼女と食事をした翌日メールを送っていた。
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