【完】結婚からはじまる恋《2》
高井田帝…



彼の名前は初めて訊く名前だった…




「まぁいい…会うから通してくれ…」



ーーー承知しました




俺は会うだけ会おうと社長室に高井田を通した。




「初めまして…大江弁護士事務所で民事関係の案件を扱う弁護士の高井田帝と言います」





彼の上着の襟元には弁護士の証である自由と正義の象徴の金の向日葵のバッチを輝いていた。


「民事の案件を扱う…若い弁護士さんが俺に何の用だ?」



高井田は俺と歳が近い、若い風貌だった。
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