新撰組~幕末に名をはせる者~




「よし、広間へ行くぞ」



いつのまにか、土方も着替え終わっていて広間に行くことになった。



『広間で何をするんだ?』





「お前の紹介と朝餉だ」





『私の紹介?なんのためにそんなことをする』





「お前が隊士として働くために紹介なしではやれんだろう」





今、なんて言った?私が隊士?こいつは何を言っている。




『誰が隊士として働くんだ?』





「お前だが?」





『いつ私が隊士になると言った』





口調こそは優しいが黒いオーラが見える。





「あぁ、お前は言ってない。だが、これは決定事項だ。お前がここに住むためのな」




『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』





渚の声が沌所内に大きく響いた。



この時、他の隊士たちはビックリして飛び起きたという。














< 46 / 383 >

この作品をシェア

pagetop