今作は『たった一つの願いさえ』の続編に当たります。
クリスマス嫌いの意地っ張り女・芽久美とワンコ系男子・充。
いい感じになりそうだった二人のその後は明るい……かと思えば、
芽久美の性格のせいなのか樹という元カレが現れたせいなのか、二人の間は微妙にすれ違っていって、すごくヤキモキさせられました。
なんでそんなに意地はってるの、ってくらい芽久美ちゃんのトラウマは深い。
そういうの全部取り払ってくれたのはやっぱり彼だけで。
でもそんな彼が冷たくなった時は、どうして?とやっぱり彼女に共感して寂しくなり、
最後は正直ホッとしました。
ジレジレ系のラブストーリーです。
ワンコ系の充くんが大好きでした。