鬼上司?と嘘恋から始めるスイートラブ
「・・・佐伯さん、ちょっといい?」
お昼休み、琴美が外ランチで珍しく唯野さんや比嘉さんもいなかった。仕方なく、チビチビと自分の席でお弁当を食べていると緒方さんに話しかけられた。
緒方さんは年齢は三つ上。仕事以上の関わりもなく、今まで挨拶以上の会話をすることもなかった。そんな彼女が話しかけてきた。もうその時点で理由は分かったけれどあえて知らないふりをすることにした。
「どうしたんですか?」
「あの・・・あのね・・・」
「緒方さん、今日良かったら会社帰り、一緒に駅前店に行きませんか?ショコラストーン買いに」
「・・・佐伯さん」
今更、本当のことを言おうなんて思わない。でもきっと今それを言ってきたってことは緒方さんには罪悪感があるんだ。
だからその罪悪感をせめてお店の売り上げに貢献することで軽減できるならその方がいいと思った。
お昼休み、琴美が外ランチで珍しく唯野さんや比嘉さんもいなかった。仕方なく、チビチビと自分の席でお弁当を食べていると緒方さんに話しかけられた。
緒方さんは年齢は三つ上。仕事以上の関わりもなく、今まで挨拶以上の会話をすることもなかった。そんな彼女が話しかけてきた。もうその時点で理由は分かったけれどあえて知らないふりをすることにした。
「どうしたんですか?」
「あの・・・あのね・・・」
「緒方さん、今日良かったら会社帰り、一緒に駅前店に行きませんか?ショコラストーン買いに」
「・・・佐伯さん」
今更、本当のことを言おうなんて思わない。でもきっと今それを言ってきたってことは緒方さんには罪悪感があるんだ。
だからその罪悪感をせめてお店の売り上げに貢献することで軽減できるならその方がいいと思った。