メニュー
主人公が、すぐ明後日な方向に考えるからなのか、なかなか進展しません。 ジレジレというよりは、やきもきします。 そんな感じのストーリーが好きな方にはお薦めです。 サクッとテンポのいい展開が好きな方には不向きかも。
* アパートで一人暮らしをしていた主人公。 そこに居座り始めた一人目の同居人は 3歳年下の後輩くん。 『おばけが出るから帰れません』 次に居座り始めた二人目の同居人は 仕事の都合で海外へ行き、5年も音信不通になっていた(元?)彼氏 『俺もここに住む。』 不思議な同居生活は、 まるで家族のようでもあるし、 胸を締め付けられる恋人同士でもあります。 時に苛立ち傷付く事があっても それぞれの繋がりにほのぼのとさせて頂きました。 ほのぼのとした中にある、不意打ちのドキドキ感がたまりませんでした。 帰ってきたのは誰なのか。 ライオンとは誰の事なのか。 ぜひ、読んで感じてください。