完結おめでとうございます！
作中ではかなり千夏に感情移入してしまい、もどかしい思いや切ない思いを体験させていただきました。

後悔のない人なんていない。けれど過去を変え、未来を変えてしまうことは、果たして本当に幸せなのだろうか。
今の自分は、今の自分の大切な人は、過去を変えたときどうなってしまっているのだろう？

正解なんて、きっとない。

けれど千夏が考え、もがき見つけ出した答えは間違いなく彼女の強さであり、彼女の中の正解なのかなぁと思いました。

ぜひたくさんの人に読んでいただきたいと思うオススメの作品です☆

それでは、素敵な物語をありがとうございました！

人の死はけして「綺麗｣なものなんかじゃない。

登場人物たちから溢れてくる坂井奈緒の偶像は鮮やかで、そして柔らかく。
なんとも表現し難いのですが、多感な中学生がクラスメイトの死を本当の意味で見つめようとしていく過程が、変わらない風のように描かれています。

しなやかさ。強さ。誠実さ。そこから感じられることは、とても多いのではないかと思います。

ぜひ多くの方に読んで頂きたい作品です。


素敵な物語をありがとうございました！

眠る前に少し読んでみようと思い、ページをめくったが最後、我慢できず一気に読了してしまいました！
そんな魅力のある作品です。
作者様があとがきでエンターテイメントだといっておられましたが、疾走感があり、魂が込められているように魅力的なキャラクターたち、練られた設定。
ほんとうにとても面白く、また考えさせられるものも多くありました。
ぜひたくさんの方に読んで頂きたいです！
最後になりましたが、素敵な作品と出会うことが出来てとても嬉しかったたです！ありがとうございました。