松田かんなさんのレビュー一覧

★★★★★
2010/02/17 03:48
極上の「苦さ」

嫌いな学校に通う理由は、あなたがいるから 苦い煙草を吸う理由は、年の差、そして立場の違いというあなたとの距離を埋められる気がするから ふらふらとどこにいくかわからない煙草の煙のように、どこに辿り着くのか分からない物語 ついついふらふらと読み進めてしまいます そしてギリギリの距離、甘く苦いラストにくらくらきてしまいました 煙草が好きな人はもちろん、嫌いな人にもぜひぜひ読んでほしい作品 教師と生徒、それぞれの煙草への見解も面白いですよ 素敵な作品、ありがとうございました

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★★★★★
2010/01/25 17:30
ネタバレ
夜に抱く気持ち

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★★★★★
2010/01/15 12:38
こんな恋がしたかった!

毎朝電車で、寝ている彼を降車駅で起こす「目覚まし時計」の彼女 名前も知らない彼の笑顔に、なぜか段々惹かれていく… そして勇気を出して手紙を渡すのだけれど…? とってもピュアで瑞々しい、可愛らしい作品で 今まで読んだケータイ小説の中でも一二を争うくらい好きな作品です 恋って、素敵なものだと素直に教えてくれます 高校時代、こんな恋がしたかったな ぜひお薦めしたい作品です

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★★★★★
2009/12/17 20:05
冬の匂いに包まれた物語

豊田悦司 通称トヨエツには、学生時代から付き合っている雪乃という素敵な彼女がいる。 彼女の好みの男性のタイプは 「冬の匂いの分かる人」。 その答えでこの人しかいないと決めた悦司だが、悲しいかな、男の性。 ちょっと謎めいたオムライスが好きな瑠璃子さんに出会い、惹かれていく… ちらちらと降る雪の綺麗さ。 派手すぎないイルミネーションの中を恋しい人の手をつないで歩く時の気持ち。 好きなのに、何故か独りだと感じてしまう夜。 そんなものたちを思い出させてくれる、冬にぴったりの物語です。 ぜひ、読んでください。 女性にも男性にもお薦めです。 読み終わった後、大切な人の声が聞きたくなりますよ。

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