優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
最低な彼氏
「ただいま」


「おかえり」






大雅と思いが通じ合って1週間がたった。



変わったもののひとつ。
それは大雅が『おかえり』と言うようになった事。






「もう帰ってたの?大学生はいいよね」


「来年は4年だしもっと暇になるな。お前は大学とか行かねぇのか?勉強出来なさそうだしな」


「失礼ね。これでも普通にできるわよ」





すごくできると言えない事が辛いところだよね。





< 1 / 265 >

この作品をシェア

pagetop