私の恋and事件簿♥
第1部 ①〜放火事件〜



太陽の光を浴びる、ピカピカの消防車。

今日から私の愛車となる消防車。

私、野神苺愛は、4月1日、本日からここ、【木ノ島消防署】の機関員として働く。

真新しい制服をピシッと整え、私はヒールをコツコツと鳴らしながら、詰所へと入った。



「おはようございまーす…」



私はドアを開け、中を伺いながら挨拶。

事務所には3人のおじさんしか居ない。

…耳が遠いの?



「おはようございますッ!!」



「「「――うわっ!」」」



私が声を掛けると、どうやら寝てたのか、3人ともビックリしていた。
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