恋と上司の甘い相関関係
◇恐怖の?アフター7


現在、時刻は午後7時。



「……おい」



時計の針が動く音と、風が窓を鳴らす音だけが妙に大きく響くオフィスの中、


「……おい、相川」


低く色気のある声が、あたしの頭の上に響く。



──ん?頭の…上??



「お前……そんなカオして意外と大胆だな」


───っ!!??



その声に我に返ると

あたしの腕は彼の胴体にしっかりと巻きついていることに気付いた。



「ぎゃぁーッ!!??」


あたしってば何てことをっ!!!



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