ケータイ小説とチョコレート
中学二年野村幸子

私はいつものようにベッドに寝転がりケータイ小説を読んでいる。



甘い恋愛シーンになるとキャーとか言ってしまう。


ベッドの下に置いてあるチョコレートに手を伸ばすがもう無くなっている。


今、ケータイ小説は、暴走族で、イケメンヤンキーの駿と楓が、結ばれる一番キャーってなるシーンなので、これを読み終えたらコンビニに行こうと思う。


駿と楓、長くかかったけど、良かったねと感情移入してしまう。


携帯は、繋いだままなので電源の心配は、ない。


いつか、違う恋愛小説で、一番良い所で、電池が無くなり悔しい思いをしたのだ。


それからは、必ず電源を確保してから読むようにしている。


私の駿と楓、シュンとカエデ可愛い名前だ。


私は現実では、野村幸子どこかの野球の元監督の奧さんのような名前…


私は、心の中ではカノンと名乗っている。


ついクラスでカノンはと言ってしまい驚かれた
事があるが、私の心の中なんだから誰にも文句を言わせたくない。


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