ナンパ男との恋 1巻
第四章 ハプニング
いつ電話がくるか
まったく予想できない分
私の生活は一変した。

お風呂に入るにも
トイレに行くにも
掃除機をかける時にも
片時も携帯を手放せない。


私から 電話をしようと
数回 勇気を出して
通話ボタンを押したけど

昼間かけても、夕方かけても
夜かけても
電源は入ってない・・・


私から連絡する事は
不可能なんだろうか・・・


こんなんで
付き合ってるって言えるのかな・・・


ただ、輝樹からの連絡を待つだけの日々・・・


自分の事なんて そっちのけで

友達との予定すら入れないように

待つだけ・・・・。




・・・私 何してんだろう。

待つだけで・・・・

本当に彼女なのかと
不安になる。





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