ごく当たり前の日常から
喜びと…悲しみ
こんな私に、真面目に応えてくれた…夕霧さんの心が、私の悲しみで冷たく冷え切った心に、太陽のようなジンワリと暖かみをくれるようだった。


「ありがとう…嬉しいわ。心から」
私は、夕霧さんの背中に手を回した。


男の人の身体って、こんなに広くて暖かいものだったのね…。



……修也さん、私は貴方を裏切ってしまったわ、ごめんなさい。
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