超イケメン☆ホストクラブ
エピローグ
「ねぇ、みんなの名前って、本名なの?」

――お店を訪れ、酔いがまわってきた私は、ちょっと興味があって訊ねてみた。

「一応、本名かな。本当の名前よりも、こっちの方が親しみがあるから」

と、天馬がにっこりと笑みを浮かべた。

「本名なんて、俺たちには、あってないようなものだしな。

確かに、こっちの名前の方が親しみはあるよな」

流星が天馬の話に同意する。

「本名があってないようなものって、どういうことなの?」

酔いにまかせてつっ込んでたずねる。
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