【完結】永遠の愛を〜愛してるのはあなただけ〜
課長とわたしの微妙な距離。
「課長、これ次の会議の資料です。なにか間違ってないか確認をお願いしたいのですが……」
「わかりました」
わたしはそれからフツーを装いながら仕事をしてる。
あのあとは課長と別になにもなく過ごせているからいいけど、正直課長と目が会うとドキッとしてしまう。
ハッキリ言ってものすごく気まずくてしょうがないけど、でもこれは仕事上のカンケイ。
もうしょうがないと割り切るコトにしたのだ。
公私を分けなきゃみんなに怪しまれるしね……。
「これでいいでしょう。ではコピーして皆さんに配布してください」
「はい」