龍の女神となるべき姫【下】 更新停滞中
まっすぐな想い


―――ギィー

―――バタンッ



あのまま走り続けて、たどり着いた先は屋上。




ここに来ようと思って来たわけじゃない。



足が勝手に向いただけ。




私は屋上に飛び出すと、急に勢いを失って、その場に崩れ落ちた。



心臓がドクドクと波打っているのは、走り続けたせいだけじゃない。




『翔……っ、あいっ、か、さん……!!』




今、頭に思い浮かぶのは、2人。



ケータイの待受で何回か見たことはあっても、実際のは1回しか見たことがない、愛歌さんの笑顔。


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