危ない家庭教師〜美男兄弟の誘惑〜
後日談 五年後……
それから5年の歳月が流れた。
「あん、ちょっと待って、話が……あ、イヤ、ダメ……あ、んっ……」
この男ときたら、いつもこうなんだから……
今夜は大事な話をしたいのに、それを私にさせる隙も与えてくれず、性急に私を求めてくる。
私の体を知り尽くした男の指が、舌が、私を官能の沼へ引きずり落とす。
もがいても、もがいても抜け出せない、底なしの沼に……
私は必死になってしがみつくほかない。男の鍛え上げられた、硬い背中に腕を回し、汗で滑り落ちないように、爪を立てて……
「綾子、俺、もう……」
「あん、待って。一緒に……ああ、好きよ、涼……」
「あん、ちょっと待って、話が……あ、イヤ、ダメ……あ、んっ……」
この男ときたら、いつもこうなんだから……
今夜は大事な話をしたいのに、それを私にさせる隙も与えてくれず、性急に私を求めてくる。
私の体を知り尽くした男の指が、舌が、私を官能の沼へ引きずり落とす。
もがいても、もがいても抜け出せない、底なしの沼に……
私は必死になってしがみつくほかない。男の鍛え上げられた、硬い背中に腕を回し、汗で滑り落ちないように、爪を立てて……
「綾子、俺、もう……」
「あん、待って。一緒に……ああ、好きよ、涼……」