子宮にピストル
DVカレシ
私には、付き合って一年になる彼氏が居た。

同い年なのに頼り甲斐があって、でもちょっとおっちょこちょいで優しくて。私、大好きだった。


『結婚しようね』


幼いながらも、何度も真剣に話をしてきた甘い記憶が頭の中に蘇る。


でも、
でもね?


優しかった筈の彼は突然変わった。ううん、本性を隠していただけなのかもしれない。


私はあの日まで、


彼の『本性』に、気が付く事が出来なかったんだ。
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