社長の旦那と恋知らずの妻(わたし)
□Address book






『すみませんがお答え致しかねます』

「絶対、にですか?」

『申し訳ございません。上から言われておりますので』





拓斗さんに何かあったかもしれない。


そう思い悩みに悩んだ結果、私は拓斗さんの会社を調べ電話してしまった。


それなのに何も知る事が出来なくて、というかこれが門前払いという事だろうか?





「っくしゅん」





ティッシュっと…


こんな事になるなら携帯番号とか教えてもらえば良かったなぁ。


今日こそは帰ってくるよね?


――そう、結婚翌日の一昨日から立て続け昨日も拓斗さんは帰ってこなかった。





「はぁー」





すごくすごく心配なんだ。


今の私は心配で出来てると言っても過言ではない。



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