嘘偽りの愛しい体温
十五、同居最終日の甘い時間


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家へ着くと私は真っ先に風呂場へと向かう


乱暴された訳じゃないけど、胸に顔を埋められ舐められた


凄く気持ち悪かった


シャワーを浴びてる間もずっと、身体はまだ少し震えてた


一年前の時は服を破かれたり、ナイフを突き付けられたりしなかった…


今回はもう本当に駄目かもしれないと、思った


でも蓮也が来てくれた。これで助けられたのは二回目……ううん、三回目だよね


百貨店でも助けて貰った。私、蓮也に沢山お世話になってるんだ。



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