[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
生活
あの後、貴俊さんの車で私たちは自宅へと戻った。

戻る途中・・・勇人さんから貴俊さんに電話があった。

勇人さんも心配してくれていたみたい。

みんなに心配をかけてしまって本当に私は申し訳ない・・・


『貴俊さん・・・ごめんなさい。みんなに心配をかけてしまって』


「もう謝らないでくれよ。俺が悪いんだから。
 愛美がそんな風に思ったのもすべて俺のせいだから。

 でも・・・愛美が一人でいてくれてよかったよ。
 他の男に連れて行かれたりしていたらと思うと・・・
 俺おかしくなりそうだ。」


『もう・・・王様のくせに。心配なの?』


「あたりまえだよ。俺は愛美のことになると余裕もなくなるさ。
 これが溺愛だと言うなら、否定しないさ。
 愛美だけが必要で愛美だけがほしい・・・
 他のものは何もいらないさ・・・

 俺にそんな風に思わせる女はどこにもいない・・・
 愛美、愛してる。俺を狂わせるものお前だけだ!!」


『貴俊さん・・・私は傍にいてもいい?』


「当たり前だ。俺の横に立てるもの、俺を自分の男だと言えるのも・・・
 愛美、お前だけだ。
 お前以外が俺の傍にいることは許されない。

 もう少し自信持ってもいいんじゃないか?
 こんなにも愛している旦那様を信じても・・・」

『もう・・・分かってるんだけど。自信も少しはもっているんだけど、
 でも、やっぱり心配で・・・不安になっちゃう。』


「まあ、そんなお前もかわいいけどな。
 愛美のすべてが俺を狂わせる・・・
 お前がいないことは考えられない・・・

 愛美のためなら何でもしてやる。俺のすべてを出してもな。」


『もう・・・甘いんだから』


「甘いのはお前にだけだろ・・・
 お前だけなんだから、甘えろよ。」

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