ツンデレ彼女と無関心彼氏
ツンデレ彼女の悩み
「おはよー」
「オッスー」
朝の登校時間、四方八方で飛び交う挨拶。
そんな爽やかな挨拶を、あたしはどうしても自分から出来ない人がいた。
「オッス猛ー!今日も相変わらず男前だな♪」
「…なんだ、清か。」
「なんだとはなんだ、なんだとは!」
あたしの数メートル前で、二人の男の子がじゃれている。
あたしはその光景を、いいなぁー…って遠目に見てるだけ。
勇気があったらな……。
ふぅ…っと溜め息を吐いた時、ふいに男の子が振り返った。
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