ヤサオトコ
ヤサオトコ



 ゴロゴロゴロ・・・。



 グルグルグル・・・。




 栗崎晃司は、駅のホームで電車を待っていた。
 突然、下腹が込み上げるように、痛くなり出した。



 「痛たたた・・・」
 「うううううっ・・・」


 栗崎は便意を必死でこらえ、折り屈むようにして走り出した。


 「ト、ト、トイレ・・・」


 階段を栗崎は、必死で走り下りた。






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