ありのままの、あなたが欲しい。
5*Confidence‐確信‐

好きだから確かめたい


◇Side 叶

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「…誘っちまった…」



マナトくんとサッカーをして遊んだ後、玄関のドアを閉めるなり一人呟いた。



『三人で遊園地に行こう』だなんてよく言えたな、俺。


だって、自分から遊びに行こうと女を誘ったことなんて、今まで一度もなかったのだから。


まぁ、別に俺のためじゃなくマナトくんのためであって、やましい気持ちがあるわけじゃないが。



「………」



いや……
そんなのは嘘、綺麗事だ。


もちろんマナトくんを楽しませたいという気持ちは大前提にある。


だけど、俺自身が藤咲さんともっと近付きたいと思う気持ちがあるのも本当だ。


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