お姫様の婚約者
5章 キス








「明華、起きろ」





あたしは朝、龍斗の声で目覚めた




「ん・・おはよう」





「はよ、朝飯くいに行くぞ」





そぉ言って、まだ寝っころがってるあたしを抱き上げた





まぁ、お姫様だっこってやつ?





「んん・・・龍斗ぉ、おろしてぇ」





いつものあたしなら騒ぎまくるけど、基本あたしは朝が苦手だから






逆にこのままでもいいし





「明華太った?」




龍斗の一言にあたしの睡魔は飛んで行った





「うそっやだやだ、おろしてぇ」





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