世界中を敵にしても君だけは離さない
エピソード2 龍人族








ローズへの恋心を自覚したレヴァルドは自分も龍なのだと、まるで他人事のように思った。







龍人族とは気性が激しく好戦的な一族で、姿を人から龍に変える事が出来る。

それから、もう一つ特徴があり、龍人族は一族により、それぞれが異なる力を持つ。

主に自然。雷、水、氷などの属性を操る事が出来る。







その中でも最強なのは火の属性。現在その力が使えるのはは皇帝であるレヴァルドだけである。







また龍人族は独占欲が強く、欲しいものは何があっても手に入れなければ気が済まない。








レヴァルドは龍人族であるが今まで独占欲というものとは無縁の日々だったが、ローズと出会い、初めて欲しいと思った。









何が何でもローズを手に入れる。レヴァルドはそれを実行しようとしていた。






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