アラサーの彼女が女子ゲーにハマる理由(わけ)
story 8
今日は仕事帰りにミチと軽くご飯を食べて帰る事にした

最近、出来た有機野菜を使った和食のお店

ミチも私もすっかり健康思考で参ったよ

二言目にはアッサリしたものが食べたいだの

体に優しいものを…だの

まあね
年齢考えると、いつまでも暴飲暴食してらんないわよ

油ものもね




「ねえ?最近、何かあった?」

「な、何かって?な、ないよ…べべべつに…」

「クスクスクスクス…もうっ!!」

っとカウンター席に並んで座る私の背中をビシバシ叩くミチ

「いったいなぁ。何すんのよっ」

「何って、真子が余りにもキョドるからじゃんクスクス…」

「キョドってないわよっ!」

とニンジンサラダに箸をのばす私

「真子はさ、直ぐに顔に出るんだって。ほら言ってみなよ。どうかした?もしかして同じ売り場の…佐藤くんと何かあった?」




ぶはっ!!
ニンジンサラダを噴き出した



「ちょっと~、何やってんのよ」

「ご、ごめん…」

「要は、今の噴き出したのが答えってわけね?」

私は仕方なく黙って頷いた


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