輝く光の中で
旅行
あっという間に、大学は、休みに入り、私たちは、いよいよ明日
フランスへ旅行に行く!

久しぶりに、蕾や瑠璃に会える喜びで、今日は、ついつい鼻歌が
出てしまう・・・。

「万梨阿、随分、機嫌がいいね・・・」

「うん、明日からの旅行が楽しみで・・・フフッ」

「そうか・・・、じゃー、万梨阿、今日は、ベットでも頑張ろうな!」

「へぇっ?・・・・・・。」

と、アルに言われたことを、頭で理解する前に、抱き上げられて
ベットの上に降ろされた・・・。

「アル・・・・あの・・・明日、早いし・・・今日は・・・止めない?」

「無理、毎日、万梨阿を抱いても、足りないのに、これから暫くは
 離れなくちゃならないんだから、少しでも万梨阿を補充して
 おかないと、気が変になる。だから、諦めてくれ・・・」

と、言い終わったあと、すぐにキスをしてきた。

「あん・・・。あっ・・・・んっ・・・・」

深いキスに始まって、手早く服を脱がされ、私は、アルの手と唇に
翻弄されながら、与えられる快感に逆らえなかった・・・・。

「アル・・・アル・・・・・」

「万梨阿、愛してる・・・」

「アル・・・愛してる・・・・」

お互い、愛を囁きながら、お互いが夢中に貪りあった。

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