長い夜の甘い罠【完】
十三、覚悟


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「…ん」


あれからぐっすり眠れて目が覚めれば朝になっていた。

隣りを見ればそこには男の姿が有り、小さく寝息を立てながらぐっすりと眠っている。

あれからずっと傍に居てくれたのね。

私の方が先に寝てしまったからいつ寝たのかは分からないけれどぐっすり眠れてるみたいで良かった。

それにしても昨日は不思議とゆっくり眠れたわ。

きっとこの男のお陰ね。

……有難う。


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