black boy
僕の生活

『ひぃっ…やっ…やめ…ぁ…//』



「なに、こんなに感じてるくせにまだ逃げんの?タチわりぃね、七瀬」



こんなの…




『やっ…やんっ…あっ…乳首…やめてぇ…』



「ここ、コリコリして厭らしい…七瀬はえっちだね」



僕の乳首を親指の腹でくにくにとさせながら、ニヤリと口角を上げる彼は不気味。



『こんなの…っ…こんなのってちがぁぁぁう!!!』


















******************************

『分かってるの?!自分がなにしたか!!』




「へいへい、分かってる分かってる、うるさいよ七瀬。ちょっと触っただけじゃん」



ふてくされながら僕の説教を受けるのは、寝込みを襲ってきたドアホな零(レイ)。

同じ二組で、一番仲が良い…けど





「いやぁ、良かったな。さっきの七瀬。俺興奮した」




『………はぁ…』




何故か僕に変態で、よく体を触る。
こんなことは毎日のようにあり、そのたびに説教をするもののそろそろ僕も怒ることに疲れた。



言うこと聞かないから。




『もういい、知らない零なんて。出て行って』



「ちょ、ちょっと待てって!悪かった!な?悪かったよ!」




『……ほんと?』




「まじまじ、大マジ!!」




『………仕方ないなぁ、次はないからね?』




「っしゃー!さんきゅ!」



許してしまう僕も僕か…


と、今日も折れたのは僕。



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