【完】人形達の宴~通りゃんせ~
六章 手がかり


色々な事がありすぎて疲れていたのか、昨夜は何も考える暇もなくそのまま寝むってしまった。



目覚めの朝は…、


いつもと変わりなく起きられた。




あぁ、ちょっと違うかな?

緊張感が少しばかりあったかも---



今日の放課後は、瑞希の彼氏を探し出さなくちゃいけないのだ。

その人は瑞希が今、どこにいるのか知っているのかな?



不安が過ぎる---

でもそんな事、言ってられないよね。



私は思いっきり伸びをしてから、ベッドを出た。






そして時間は刻々と過ぎていき今現在、六時間目の授業中。


私と諒ちゃんは、最後の一時間だけ授業をサボって帰る事にした。




ちなみに本日最後の授業は体育でクラスの皆は体育館に行っていて、教室には誰もいない。


だから誰にも咎められる事なく、静かな教室を後にする事が出来た。





「今日、瑞希の彼いるといいね」


「そうだな」



もう、授業が始まっている事もあって廊下は静かで私達の足音だけが廊下に響いていた。




三階の階段を下りている時だった---



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