レンタル彼氏を使ってみました(仮)
一日目
〜見かけにご注意〜
先ほどの訪問から翔という男は、堂々と居座り、勝手に私の少女漫画を取り出しては読みあさってる。
静かだから、そのままほったらかす。
まあ、外に出ることはないだろうと思い、私は近くのスーパーへと買い物に出かけた。
一応、念のためにカギは掛けとく。
買い物を終え、私はスーパーの袋を2つ抱え、家へとたどり着いた。
玄関のドアを引くとやっぱりカギが掛かっていた。
バックから鍵を取り出し、ドアを開ける。
すると、目の前に飛び出してきたのは彼だった。
ギュっと私に抱き着く。