トレモロホリディ
隣に美男子が住んでいたら、誰だって気になるでしょ?
初日の仕事が無事に終わって、私はアパートへと帰っていた。


シャワーを浴びて、パジャマに着替える。


さすがに立ちっぱなしで、疲れたな。


また今夜はバイトだし、しっかり寝ておかなくちゃ。


そう思うけど、太陽の光をバッチリ浴びながら帰ったせいか、なかなか寝付けそうにない。


遮光カーテンじゃないから、部屋の中も明るいし。


近いうちに遮光カーテンを買いに行こう。


そんなことを思っていた時、壁の向こうでカタンという音がした。


音がしたのは、ミナト君の部屋の方向だ。


音がするってことは、まだ起きてるんだ……。


そうか。


ミナト君も夜の仕事をしているから、


私とミナト君は生活パターンが全く同じになるんだ。


だから夜は部屋にいなくて、昼間に寝てるってことなんだよね。


ミナト君は、すぐに眠れるのかな?


きっともう慣れっこなんだろうな。


私もすぐに慣れるようになるのかな?


昼と夜が逆転するってどんな感じなんだろう。


色々話を聞いてみたいなあなんて。


お隣さんだし。


ほなみの常連さんだし。


ちょっぴりそんなことを思った。

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