浅葱色に射す一筋の光
決意





   散々泣いてスッキリした私は…顔を洗い

    土方の部屋まで戻ってきた。。。

     翔「翔です。入ります」

          スッ

  土方「ふふっ!何だその顔はっっ!」

   翔「感傷に浸ってました…。

  ふふふ。 ゼファーに乗りたいんだけど

  ……どこか平らで広いとこない???」

  土方「………丘に行くか。

   あそこなら人も来ないし…

   集められる幹部達呼んでこい!」


     翔「ありがとう!!」


  毎日ゼファーの手入れはしてたけど…

 乗れなかったからウッキウキで幹部を集めた。

  集まったのは、3馬鹿と総司、土方。

   丘まではバイクを押して向かった。

     総司は団子を持って…

    3馬鹿は一升瓶を持っ て………。



   ーーーーーーーーーーーーーー



  私は思う存分ゼファーを転がし、

   みんながいる桜の木の下に座った。


       翔「最高!!」


   沖田「ねぇ、私もバイクとやらに

      乗りたいん ですけど…」

    翔「ダメですっっっ!!!」

   沖田「団子…あげます…」

  翔「ゼファーは私の命なんです。

      あなた達で言う刀。

    そう簡単に貸せないでしょ?」

  沖田「一番組組長からの命令です!」

   翔「職権乱用かよっっっ!!!」

   沖田「ご名答~~~~~!!!」

    翔「馬鹿か?お前は馬鹿か?」

   沖田「さっ!…早く早く!!!」

  翔「聞けぇ~~~~~~~い!!!」

   土方「……………少し乗せてやれ…」

   翔「………………………………くそっ!」



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