天界の花嫁さま。
わたしが守るよ。

何を言っているのかわからない。

というか、すべてが胡散臭い。


「…あなた、一度病院に行って
 診てもらった方がいいと思うわ。
 かかりつけの良いお医者さん
 教えてあげるから、そこ当たってくれる?」


関わってはいけない類の人間だと判断した私は、
自称王子さまに冷たく言い放った。


「おいおい、つれないなぁ。
 俺の言ってる事は嘘なんかじゃないぞ?
 こいつを見たら、君も考えが
 変わるんじゃないかな…」

「…?」


突如、金髪男の手がふわりと暖かい光に包まれる。


次第に光りは強くなり…


その手に現れたのは…




「…アッブゥ~…」




生まれて間もない赤ちゃん…!!?




「………
 ……え、えーと……

 …その子は…???」


「無論、俺と君の子供だ。」







………




はいぃぃいい…???!!
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