氷がとけるように。

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「お茶どうぞ」


朝の私の日課。
おじ様４人にお茶を出す。


ソファーに座り、今日の予定を話している。


田口さん、葉山さん、本村さん。
３人は営業、配達、修理、何でもこなすベテラン従業員。


仕事内容は街の便利屋。
電器関係の修理やら頼まれたら庭の手入れ屋根の修理やら諸々。


半年働いているが仕事が途切れた事がないと言うか後から後から仕事が舞い込んでスケジュールが追い付いてない。


ベテラン従業員の腕なのか社長の憎めない性格からくる営業力なのか、今だに謎だ。