氷がとけるように。
7
「寒くなりましたね。気を付けないとそろそろ風邪の季節ですね」


テーブルに4つお茶を出す。


グッと寒くなった12月の始め。
朝起きるのも億劫になる。


「寒い、寒いって言いながらストーブ付けてたよ、うちの母ちゃん」


田口さんがお茶を1口飲んで答えた。


「七海ちゃんも若いからって薄着してたらすぐやられちゃうからね」


「私、結構着込んでますよ。寒がりなんで」


もう、若くないですよ。と思いながら本村さんに言う。


「七海ちゃんはスタイルがいいからね。俺が着込んだらダルマになって転がって行くよ」


冗談を言う葉山さん。


ごちそうさんと言って3人は元気よく出て行った。







< 112 / 188 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop