無口なカレとの甘い恋
疑惑浮上!?

「あっ、姫子~!!おはよー!!」


「おはよう!」


2日間学校を休むと、すっかり熱も下がり体調も良くなった。


教室に入ると、笑顔のアカネが出迎えてくれる。


「姫子がいないから何かすごい静かで寂しかったんだけど」


「あたしもアカネに会いたかったよ~!!」


キャッキャッと2日ぶりの再会を喜んでいると、アカネが「あっ」と言葉を漏らして教室の扉の方へ視線を向けた。


「ん?」


つられてあたしもその方向へ視線を向ける。

< 224 / 462 >

この作品をシェア

pagetop