あの頃の君へ〜eternal love〜
第8章…眠れる獅子
____ちょうどその頃…



店内の一角では、



店のトップ2であるレオと大哉が



ある1枚の用紙をめぐって
激しく対立していた。



『一体どうしたんですか…?』



『レオさんがこんなところに
僕を呼び出すだなんて、、』



大哉は更衣室のドアを開け
レオに向かって声をかけた。



すると、



レオは眉間に皺を寄せ



壁に貼られた順位表を
食い入るように見つめていた。



『大哉…』



『これは一体どういう事だ?』



『なぜ、お前の下に"蓮"がいる?』



『……わかりません。』



大哉がそう答えた途端、



レオは怒りを露わにして
それを勢いよく破り捨てた。
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