妻のお誘い
寂しがり屋

「ただいま。」そう言って帰ってきた我が家。今午前1時すぎ。

…当然ながら真っ暗。
(藍にメールで寝とけって言ったしな。)

廊下を歩いてると、ぼんやり、リビングに灯りが付いてる。消し忘れかと思いリビングに向かうと、ソファーに座ってる、妻の藍。
「藍…?」そう話しかけるとスッと藍は立ち上がり、こっちに来ると、いつの間にか藍と扉にサンドイッチされた。…?しかも藍がずるずるしゃがみこんだから俺もしゃがんで…藍がシュルっとネクタイを外した。…??しかも甘い酒の匂い…酔ってるのか?藍の両手が俺の耳元に置かれ…これ…壁ドンかよ。しかも妻にされてるって。
「ヤーの。」?
「ゆーがいっしょじゃらいとねらいのー。」
『ゆーがいっしょじゃらいとねらいのー』?
あっ!
《祐が一緒じゃないと寝ないの》…なのか?全く
「寂しがり屋。」と言うと

「…」なにも言わないが…ペロッ

…ッ!!喉仏、弱点なんだよ!…ペロッ
またかよ!!

「あぁ~もう知らないからな!」そう言ってリビングの隣にある寝室に向かった。

今回分かったこと、
酒+妻+俺が不在=妻が小悪魔になる。

小悪魔に襲われるのもたまには良いかもな。
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