【短】退屈なX'mas
イチゴはこんなに甘くない、はず。



12月の大イベント、クリスマス。

街中が華やか、そしてきらびやかになる。


けれど生憎、私の今年のクリスマスは、決して華やかなモノではない。



「クリスマススペシャルイチゴショートケーキ二つ、下さい」

「はい。二つですね」



ネーミングは長いので復唱しない。


作り笑いを精一杯に完成させ、ショートケーキを箱に詰めていった。


街で勝手にいちゃつかれるのは構わないが、

目の先で恋人たちがいちゃつくのは、いてもたってもいられない気分だ。


「お会計のレジまでお願いします」


さて。
私は、今日のクリスマスイヴも、明日のクリスマスさえもバイトに明け暮れる予定だ。



ふん。いいんだ。

こういう人達のために、私は今働いているのだ。

“クリボッチ”

別に、悲しくない。

腹をくくってるんだからね。


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