最も危険な  ルームシェア
θ.複雑な現実
リビングからゆずるとお律の声が聞こえてきた。

何やら言い合っている様子だ。

俺は二人がもめているのが不思議に思えた。

なぜなら彼らはいつも冷静沈着な人間だからだ。

まゆと目を見合せた。

彼女も少なからず心配なんだろう。

言い合いは途切れなかった。

「行こう。」

俺は彼女の背に軽く手を添えた。

「はい。」

俺たちがリビングに入っても

二人はお互いに自分の主張を言い続けていた。

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