彼に殺されたあたしの体
記憶が飛ぶ
結局あたしの靴を見つけることはできなかった。


けれど両親が心配して学校まで迎えに来るまで、ずっと一緒に探し続けてくれた神田君。


あたしは神田君にお礼を言って、その日は笑顔で帰る事ができた。


そしてちゃんと両親にイジメについて話すこともできた。


両親は心配してくれたけれど、イジメはあたしの問題だから問題がどうしても解決しなければ言いなさい。


と、優しく肩を抱いてくれた。


話ができてよかった。


勝手に質問攻めにされると思っていたあたしはホッと胸をなでおろし、そして少しだけ泣いた。


神田君が一緒に探してくれたおかげで、自分に素直になることができた。


明日学校へ行ったら神田君にお礼を言おう。


そう思い、ほんの少し暖かな気持ちを抱いて眠りについたんだ。
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